Live syncl’16 -0628-Full Appeal Page about TALKING HOUSE
LIVE MOVIE
equipment used:Zoom
LIVE REVIEW
Live syncl’16 -0628- PICK UP REVIEW about TALKING HOUSE
TALKING HOUSEは、ミクスチャーやエモのテイストがある4ピースのロックバンド。
Live syncl’16 -0628-のトリを務めてくれた彼らの1曲目、「寒青」は
ボーカル荒井がアコースティックギターを持ち、幕を引き裂くような、序章とも言うべき楽曲。
集まったオーディエンスがバンドの躍動感と音圧に呑み込まれるさまが印象的で、
骨太ながら伸びやかな歌に冒頭からみんなが引き込まれた。
荒井が『ノリにのってこうぜ!』と言うと、軽快なハンドマイクスタイルに様変わり。
「Thousand Cruising」が始まり、オーディエンスから自然と手拍子が起こった。
会場のヴォルテージは、言うまでもなく徐々に高まっていった。
そして、さらに踊れる「Unfold a Map」で会場はさらにウネリを増し
バンドとオーディエンスのグルーヴが一つになった。
ひと呼吸をおいて荒井が「lights of real」を弾き始めた。
一つになったグルーヴが徐々に緩和されていく中、
不思議とアコースティックの音色に会場が支配されていった。
研ぎ澄まされたバンドサウンドに“アコースティック”という光が射したかのようで
オーディエンスが別世界へ引き込まれた。
静かに始まった「4」は、リードギターのフレーズがとても印象的で、
壮大な景色が広がるよう楽曲構成で、とても感傷的で、
ミディアムスローで聴き応えのあるアレンジとバンドサウンドに加え、
心に突き刺さる荒井の歌声とエモーショナルなバンドの演奏にオーディエンスが魅了された。
最後を飾った「PHOTOGRAPHER」は、正真正銘のミクスチャーミュージックだった。
バンドのベーシックな形が詰まった1曲だと言えるだろう。
軽快なテンポに、へヴィネスとウェスタンがミックスアップされ、ポップさが際立つ真のキラーチューン。
オーディエンスが一緒に歌えて、踊れる楽曲だ。
会場のヴォルテージも最高潮となり、拍手と歓声が鳴り響く中、幕を閉じた。
TALKING HOUSEのこれからの動向に注目してもらいたい。
2016.6.28 La.mama
TALKING HOUSE セットリスト
1.寒青
2.Thousand Cruising
3.Unfold a Map
4.lights of real
5.4
6.PHOTOGRAPHER
SPECIAL INTERVIEW
ーーライブお疲れさまでした! 今日のライブはいかがでしたか?
荒井耕平(Vo/Gt) :やりきった、といった感じです。お客さんにも届いたっていう感触がありました。
大坂凌汰(Gt/Cho) :お客さんとの間にノリが生まれたかなって。
福佳寛倖(Dr) :演奏の良し悪しとかはではなく、ライブが終わった後にすごくすっきりしましたね。
西村大地(Ba/Cho) :東京でこの感覚は初めてだなと思います。
ーー東京で、ということは普段は東京以外での活動がメインなんですか?
荒井 :埼玉にある北浦和KYARAってライブハウスによく出演していたんですが、拠点を埼玉から東京に移そうっていう動きにしていて。 去年の秋頃から渋谷La.mamaや渋谷Cycloneに出させてもらってます。
ーー東京に拠点を移して、変わったことはありますか?
荒井 :ボクが長くソロでやっていたんですが、その時の曲を今バンドで演奏することが多くて、でもちょっと伸び悩んでいたというか…
そんな時に渋谷La.mamaの店長さんやスタッフの方にアドバイスをいただいて曲作りの方法を変えてみたり、出演するイベントを選んでみたり、今までより頭を使って…(笑)考えるようになりました。
大坂 :新しい曲を作ろうと思っても、今までの曲調と似てしまったり、無意識に似せようとしたりしていて、幅が全然出なくなっていて。それはちょっと違うな、と思って。今はアドバイスをもらいつつ、メンバーみんなで考えてみっちり曲を作るようになりましたね。
荒井 :あとは、東京の風にふかれて、荒波にもまれて、もっと強くなろうかなって(笑)
ーーどんな風に曲を作っているか教えてください。
荒井 :曲は主にボクとギターの大坂くんが作ってますね。ボクと大坂くんって曲調が全く違うんです。ボクはとにかく震えるくらいに感動する曲が作りたくて、大坂くんは骨格がしっかりしている曲が作りたい、っていうような…
大坂 :そうですね。骨格がしっかりというか、ストレートというか。1つのパートでも抜けたら成り立たない、っていう曲を目指していて。それがバンドでやる意味だし楽しみだと思ってます。
ーー今後の活動予定は決まっていますか?
西村 :いつでも音源が出せるように今、準備を進めています。
荒井 :そうですね。7月に一度ライブを休んで、その間に曲作りをしようかなと思ってます。とにかく音源を早く出したくて。今日のライブの感覚を維持しながらやっていきたいなと思っています。
ーーそれでは最後にメッセージをお願いします!
荒井 :とにかくライブに来てください! 来てボクたちのことを知ってほしいです。
西村 :YouTubeでもなんでも良いから、曲を聴いてほしいですね。それでライブにも来てくれたら嬉しいかな。
荒井 :うん、知ってもらいたい。そしてとにかくライブ! ライブに来てください! 待ってます!
TALKING HOUSE ライブスケジュール
2016/8/6 府中Flight
2016/8/12 渋谷Cyclone
2016/8/16 渋谷La.mama
2016/9/22 府中Flight
TALKING HOUSE OFFICIAL SITE
http://talkinghouseband.jimdo.com/
TALKING HOUSEOFFICIAL Twitter
https://twitter.com/talking_house
L→R
福佳寛倖(Dr) / 西村大地(Ba/Cho) / 大坂凌汰(Gt/Cho) / 荒井耕平(Vo/Gt)