Live syncl’14 -1125- PICK UP REVIEW about シュリスペイロフ

会場の期待感が膨らむ。 シュリスペイロフのライブが始まる。

オープニングからエンドロールという曲が始まる。
いかにもシュリスペイロフらしいセットリストだ。

ここまで自然体でいられるバンドは少ない。
変な力みなどは一切無く、なんとも言えない独特な空気感でライブが進んでいく。

君と僕のようなプログレッブな曲もあれば、ベース(仮)のようなサイケデリックな曲も演奏する。
まさに北の最終兵器という名にふさわしい、懐の深さとユーモアに溢れているバンドである。

今回映像にもなっている下着と日々という曲は、優しいメロディーの中に日常が詰まっている。
シュリスペイロフの楽曲たちは、素朴ながらも時に社会とリンクする瞬間があったり、ハッとさせられることが多い。
ただ、バンドの持つ雰囲気とポップなメロディーが混ざり合い、すっきりしつつ味わい深い内容の音楽になっている。

是非ライブにも足を運んでみてほしい。

セットリスト
1.エンドロール
2.君と僕
3.朝ごはん
4.ベース(仮)
5.空白に向かっていくよ
6.下着と日々
7.行灯行列