Live syncl ’13 -1217- Full Appeal Page about 西中葵

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Live syncl’13 -1217- PICK UP REVIEW about 西中葵

西中葵というアーティストに驚かされた。

まず“西中葵”像というものが本人の中で既に確立されていた事。
そして、バンド編成のセンスの良さ
そして、お客さんの熱量の高さだ。

意外とソロでやっている人たちって単純に組める人がいないからという人が多いが
自らがやりたいことが見えているから独りでやっている人たちもいる。
西中葵は後者だと感じた。
また、バンド編成も普通ならば4ピースでとか、有りがちなスタンスになりがちなのだが
そこをあえて、キーボードを入れて、尚且つ、ヴァイオリンも入るというバンドだった。
表現したいことが明確でなければ
あのような編成にならないだろうと思った。

そんな彼が1曲目に持ってきた曲は「KNIGHT」だった。
Live synclのオフィシャルサイトでもお馴染みな曲で
お客さんを一瞬で掴む瞬発力に素晴らしいと感じた。
ハイライトすべきは、6曲目の「花人薄命」というピアノから始まる
壮大な情景が見えてくるかのような曲。
世界観もさることながら、
メロウで大人びたテイストだけどもポップであったし
情緒あふれる詞の内容で意味も受け取り易くまとまっていて
共有し易い楽曲だったと感じた。

もしどこかで“西中葵”という名前を観たら
一度は生のライブを観に行って頂きたい。

[SETLIST]
1. KNIGHT
2. Liver blow
3. La bailadora
4. 風と共に去りぬ
5. 天使と悪魔の交遊関係
6. 花人薄命
7. Oh pleaseそばにいて

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